2017-06-02 [ トピックス ]

女性リーダーが探ったロールモデル

2017年度も6月からメンバー制による異業種交流研修がスタートします。昨年度の開催での大きな特徴のひとつに、女性参加者の増加を挙げることができます。特にミドルクラス交流研修では、ほぼ毎開催に12名の女性マネージャーにご参加いただきました。これは過去なかったことで、特筆に値します。女性活躍推進法制定の成果として、確実に現場に女性の管理職が誕生していることを、研修を通じて実感する一年でした。ご参加頂いた女性リーダーは皆様どなたも自然体で、社内で若手へのロールモデルとして、また多様化するキャリアパスのモデルとしての役割を期待されていると感じました。

 

ご参加の女性管理職の中には、新任マネージャーとして登用されたばかりといった方もおられ、激変する事業環境変化にチームとして何ができるか、どう組織能力を強化していったらいいのか等、ご自身のマネジメントスタイルに戸惑いを持ってのご参加でした。このミドルクラス交流研修では、「新価値の創造」「自立型集団へ脱皮」「組織変革のリーダーシップ」「ダイバシティマネジメント」をテーマに据え、高い視座からミドルの果たすべき役割を導き出します。他社の経験を積んだ管理職との、2日間に亘る集中した、忌憚ない交流討議に、「目からウロコの"考え方"に多くであった」「自部署の変革課題に対して有益なヒントや具体策をもらえた」など、高いご満足の声を頂きました。また、参加者の問題意識の高さ、多忙を理由にしない姿勢、他から学ぼうとするミドルとしての貪欲さなどに直接触れ、今後のご自身のマネージャーとしてあり方を描く貴重な経験となったと感じています。この経験が職場に戻ってから、より魅力的で新しい身近なロールモデルとして、次に続く女性リーダーの道標となることを期待しています。

 

交流研修では、異業種、異職種の違いから生まれる異化効果が、参加者の成果に直結します。同様に、同じ課題に関して男性管理職と女性では捉え方が異なる点があり、考え方、視点の違いを双方で理解し合うことで新たな気づきが生まれていたように感じます。高いモチベーションをもって研修会場を後にする女性管理職の背中を見送りながら、先ず数字ありきの女性活躍推進ではなく、次の女性リーダーに続く、真の意味の女性活躍推進の一助になればと、今年度も女性参加者の増加に期待しています。

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